石垣島の木造 シロアリ、台風

 ブログ見て下さって有難うございます。

色々あって更新できずにいましたが・・・
明石は
いつの間にか内部塗装に入ってました。


家の中は塗装中で見ることができませんので
外壁と玄関ドアを・・


大浜の現場です。
照明が取り付けられていました。
いいなあ　　こんな家に住んでみたいなあ

キッチンです。
実際に明かりをつけたらもっと良い雰囲気でしょうね。


洗面室です。
あと もうちょっと

俺らの長靴が写ってしまった。



今度は解体中の住宅です。

色々、見てると学ぶ事が多いので、
紹介することにしました。
くれぐれも新築と間違えないで下さいね。

元々、木造だった家を台風等の被害から守るために
外壁や内壁の一部を補強ブロックを積んで補強してます。

八重山ではこのような家屋が多いですよね。

一見、千の家と同じ構造に見えますが、全く違います。
古い家屋では補強ブロックと木が組み合わさっているのに対し
千の家は補強ブロックとコンクリートを壁で
小屋組から上を木造というふうに完全に別に使用してます。

補強ブロックと木を組み合わせて使うと、濡れた木がいつまでも乾かず
やがては腐ってしまいます。

木造の難しいところは、木を濡らさないようにする事よりも
濡れた木を早く乾燥させるために、適度な隙間を作る事が大切です。


例えば、漫画などの雑誌を濡らすと
表面は乾いていても、開いてみると、
濡れたままの状態ですが、開いたまま放置すると、
そのページは簡単に乾きます。
木の性質もこれと同じ事が言える訳です。

また、床下の土間はコンクリートを敷かないと
このように砂地な為に、床はシロアリで腐ってしまいます。


壁にも床にもシロアリの跡がありました。
たくさんの思い出を育んできた家でしょうね。

解体も残念ですが、また新しい家となって
生まれ変わります。