測量ー１

ブログ見て下さって有難うございます。

今でこそ、建築の仕事をしてますが、以前は測量の仕事もしてました。
過去の思い出話ですが、これから　特に若い世代の方に
少しでも参考になれたら・・と思いちょっと書いてみます。

長くなるので何回かに分けますね。
今回は記念すべき　　第１話　　

写真なくて、淋しいかなー

では・・
高校卒業後、車海老養殖の仕事をしてましたが、２２才の時
何か技術を身に付けたい。
こんな小さな島なんてイヤだ。石垣で一生終わりたくないという理由で仕事を辞め
一人で福岡へ　誰も知り合いもいない、どんな仕事をするかも決めず
６月　行きました。

何故、福岡なのか・・　深い意味もありませんが
福岡空港へ付いた瞬間　あまりに都会なところに驚いて
えっこんなところで暮らすの？と思うと帰りたくなったけど
今来て帰るわけにもいかず、旅館に泊まりながらアルバイトとアパートを
探し回りました。

警備員の仕事をしたり、中洲のホストやったり　
ようやく古いアパートを見つけ一人暮らしの生活を始めましたが
お風呂の使い方が分からず、１０月まで ヒジュルー（冷たい）水で
シャワーを浴びてました。
内地のお風呂は、みんな追焚きなんですね。
蛇口ひねっても、お湯出んし

そんな生活をしながら、測量の仕事に就いて夜は、測量士補の
資格を取るために専門学校に通いました。

でも、測量の仕事しても全然覚えきれず、叱られるばっかりで
俺・・測量に向いてないかなって　結局半年で辞め運送会社に務めました。

そしてコンビニの配達しながら、学校に通った甲斐もあって測量士補の
試験に合格しました。
・・・が

都会は良いけど、たくさん人はいても誰も知らない。

都会って孤独なんですね。
石垣は友達多いし　街歩いても
知ってる人多いし　んで、結局２年生活して戻ることになりました。はは・・

石垣島に戻ってからは、モズクや魚を売りさばいたり
海産物の仕事を始めましたが、
親父は不漁続きで、潜水病の回数も増えているのを見て
もう、海は限界だ

俺は技術も何もない。これから先、何をやっていこうか？
毎日悩み　眠れなくなって・・・
そうです。外科へ行ったのです。

そんな中、同級生から　「測量やってみないか？」
（石垣では同じクラスでなくても年齢が同じなら同級生と言います。）
と誘われ、「いやー　俺　資格は持っても測量は苦手で・・」　と言うと
「大丈夫よ　すぐに覚えるよ」

「んじゃ　やってみようかな」
でも、今までみたいに教えるの待ってたら、いつまでたっても覚えん。
とにかく自分から覚えようとしないと、ダメだ。

そう思い、石垣市内の測量会社に務めることになりました。

続きは　また今度ね